樹木希林の結婚生活:内田裕也との出会いから別居婚、そして家族の絆

女性芸能人

樹木希林さんは、日本を代表する女優として多くの作品で活躍しました。その私生活も注目され、特にロック歌手の内田裕也さんとの結婚生活は話題となりました。本記事では、お二人の出会いから結婚、別居生活、そして家族の絆について詳しくご紹介します。


内田裕也との出会いとスピード結婚

1973年、樹木希林さんはドラマ『時間ですよ』でかまやつひろしさんと共演していました。ある日、かまやつさんを訪ねて内田裕也さんが撮影現場を訪れ、これが二人の初対面となりました。その後、偶然の再会を経て交際が始まり、わずか1か月後に結婚に至りました。結婚式は築地本願寺で行われ、費用は9500円という質素なものでした。


別居生活の始まりとその背景

結婚後、二人は激しい喧嘩を繰り返し、わずか1年半で別居生活に入りました。内田裕也さんの女性問題や大麻所持などのトラブルもありましたが、樹木希林さんは離婚を拒否し続けました。内田さんが勝手に離婚届を提出した際も、希林さんは差し止め訴訟を起こし、離婚を阻止しました。このような経緯から、二人は約45年間にわたり別居婚を続けました。


娘・内田也哉子の誕生と家族の絆

別居生活の中で、1976年に娘の内田也哉子さんが誕生しました。也哉子さんはエッセイストや女優として活躍し、1995年には俳優の本木雅弘さんと結婚しました。樹木希林さんは孫たちとの交流も深く、家族全体で強い絆を築いていました。内田裕也さんも孫たちを可愛がり、家族としてのつながりを大切にしていました。


最期の時と夫婦の絆

2018年9月15日、樹木希林さんは75歳で逝去しました。最期の時、内田裕也さんは体調不良で立ち会えませんでしたが、電話越しに希林さんの耳元で声をかけました。その後、裕也さんは「見事な女性でした」とコメントを発表し、葬儀では喪主を務めました。翌年の2019年3月17日、内田裕也さんも79歳で亡くなり、夫婦は再び一緒になりました。


夫婦関係への評価と影響

樹木希林さんと内田裕也さんの結婚生活は、一見複雑で波乱に満ちたものでしたが、互いに深い理解と尊重を持ち続けました。希林さんは「お互いに中毒なんです。主人は私に、私は主人に」と語り、裕也さんも「これほどへこたれない女はいない」と評価していました。このような夫婦関係は、多くの人々に感動を与え、家族の在り方について考えさせられるものとなりました。


樹木希林さんと内田裕也さんの結婚生活は、波乱万丈でありながらも深い愛情と絆に支えられていました。その生き方は、多くの人々に影響を与え、今なお語り継がれています。

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